慈悲の奉仕活動から

慈悲の奉仕活動から

 
 
 タイ国内77県のうち60県余りの地域を襲った洪水により、大勢の人々が困難に直面しています。浸水した家屋で暮らす人々や厳しい避難生活を余儀なくされている人々に対して、当財団では消防ボランティア隊員や地域住民とともに様々な救援活動を実施しています。消防ボランティア隊員15人が連日交代で洪水の地域を周り、ボートを利用して病人やお年寄りの救助活動に当たっています。その他に袋に詰めた支援物資を届けたり、長期間の浸水状態により悪臭が漂った汚水を洗浄するためにEMボールやEM水を流し込んだり、被災地の人々の心を癒す人形劇公演の実施など、緊急支援活動としてご支援いただいた義援金によりいろいろな活動に取り組んでいます。

 去る11月8日から10日までの期間、天台宗南総教区から8名の僧侶がご来タイされ、「生き直しの学校」チュンポーン校を訪問し、青年たちと有意義な交流活動を行いました。さらに、当財団事務所やスラム地区を見学した後、バンコク市サイマイ区ワチャラポン地区を慰問しました。この地区は、15年前にクロントイ地区から立ち退きした住民たちが暮らしており、約1ヶ月間浸水し、1㍍の水深で悪臭を伴っているため、蚊が発生しやすく、住民たちの健康状態が大変心配になってきています。

 今回は、天台宗『一隅を照らす運動総本部』様から洪水救援金として特別に支援を受けたため、当財団では地域住民たちの必需品を用意して贈呈し、交通手段として欠かせないボートやEMボールなども一緒に持って行きました。

 最後になりましたが、今回の洪水被害支援活動にご協力いただいた皆様に対して心より厚く御礼申し上げます。