クロントイ地区の住民たちに情報を提供する コミュニティ・ラジオ

                       

 プラティープ財団では、地域住民たちが世界に視野を広げていくことと、社会情勢の変化を早急に理解できるよう、様々な情報を提供することを目的として『コミュニティ・ラジオ』を開設しました。チャンネルはFM.107.75MH.で、5キロ範囲までキャッチすることができ、日々のニュースの他に健康管理面、エイズ予防対策や教育面に関するプログラムがあります。

 コミュニティ・ラジオは、2005年8月にスタートし、毎日地域住民たちに親しみを持つラジオ局として活躍してきましたが、空軍放送局の電波を妨害しているという理由から一旦中止せざるを得なくなってしまいました。しかし、財団に寄せられる住民たちの要望が絶えず、今年の1月に再開することになりました。再開するに当たり、当財団ではチュラロンコン大学のSSPInteractive Science and Social Projects)から4人の学生に協力を依頼し、財団職員とともに地域住民が必要とする情報について調査を始めました。第1回目の調査は、主婦や物売り、日雇い労働者たちを対象に行い、70%以上が小学4年までしか就学していないこともわかり、健康面や日常の話題に関心を示していました。第2回目は港湾局労働者、工場労働者、建設労働者、公務員など に対して調査した結果、政治やスポーツ面に関心を示していました。さらに学生たちはタイ国内のコミュニティ・ラジオの視聴者たちに電話でインタビューした結果、それぞれの地域の文化や生活情報に人気があることがわかりました。

 こうした調査を参考にして、当財団のコミュニティ・ラジオが視聴者=地域住民に役立つ情報を的確に提供できるよう全力を尽くしてまいりたいと存じます。