タイ王室ウボンラット妃の奨励により スラム地区の模範的青年を表彰

 

           

 「人は生まれる所を選ぶことはできないが、成功のために歩むべき人生を選ぶことができる」の言葉を実践している若者たちがいます。密集して劣悪な環境、様々な社会問題と闘わなければならない所=「スラム」に生まれ育ってきた若者たち、その中でもどんな境遇にも屈することなく、着実な自分の目標を持ち、地域社会に貢献している若者9人が模範的青年として表彰されました。

 この賞はタイ王室ウボンラット妃の奨励により、昨年から実施されており、

2回目の式典は、11月22日、タイ国証券取引所のチャニサー副所長を主賓に行政関係者や地域住民など800人が出席して行われました。

 受賞の対象者は、教育開発面、道徳面、社会奉仕面の3つの分野で模範的な活動をしていることが条件となりました。さらに今年度は、スラム以外で活躍している青年女子、タナーリー・フンピンノパープさん(通称=ヌイさん)が特別賞を受賞しました。障害を持って出生した彼女は、両親が他界した後も忍耐強く障害と闘いながら、教育を受け続け、大学を卒業し、立派に自活しています。

 また、プラゴープ・サンプラディットさん(通称=バウさん)は貧困家庭で幼くして両親を失くしたため、「生き直しの学校」チュンポーン校に入所しました。10歳にして勉学や技術習得に励み、今年2月にラジャパット・カンチャナブリ大学を卒業。現在はカンチャナブリ校の教職員としてケーキづくり、芸術制作、タイ舞踊など多岐にわたる技術指導に関わっています。

 他の若者たちも苦境にありながら精一杯努力しています。当財団では、こうした模範的な青年たちを表彰し、激励していきたいと願っています。