麻薬撲滅運動の強化にむけて

                                        

 数年前に政府が麻薬一掃に対して真剣に取り組み、スラム地区でも撲滅運動を行ってきました。しかし、昨今の政情不安と経済危機などの影響により、再び麻薬が蔓延し始め、密売者と常用者が急速に増加してきました。麻薬から様々な犯罪へと悪化していくばかりで、住民たちの安全な暮らしさえも奪われてしまっています。

麻薬(特に覚醒剤)はスラム各地区において労働者や若者たちが常用しているのが現状です。また、世間ではクロントイ・スラム=麻薬と決め付けていますが、残念ながら地域内で麻薬が蔓延していることも事実なのです。

こうした中、長年にわたって麻薬撲滅運動のキャンペーンを実施してきている当財団では11月29日、地域住民が結集して『麻薬撲滅運動の強化にむけて』というスローガンを掲げて集会を行いました。この日の集会には、バンコク都知事のスクムパン氏を主賓に招いて、港湾局警察署長、行政関係者、30地区の住民委員長、さらに地域住民など約500人が参加しました。参加者たちは地域の麻薬撲滅と予防キャンペーン化していく意思を固め、麻薬問題を解決していく必要性を訴えました。