2009年度『プラティープ・ウンソンタム秦賞』の授賞式

                 

この賞は、社会的活動に貢献された方を表彰するために設けられたものです。タイ国証券取引所の事業として2006年にタイ国証券取引所財団が創立され、社会活動家であるプラティープ理事長の業績を称えて『プラティープ・ウンソンタム秦賞』と名付けられました。

そして2007年に第1回目の授賞式が行われました。地域開発のために活躍されている団体又は個人が対象となり、教育面、都市開発面、村落開発面、音楽面、スポーツ面、図書推進面などの分野から選考されています。なお、タイ国証券取引所では最終的選考を当財団選考委員会に一任しています。

 今年度は、ワット・サパーン寺の住職、ソーポンパタナーヌシット師が受賞され、8月27日にタイ国証券取引所の会場にて授賞式が行われました。

ソーポンパタナーヌシット師は、1986年からワット・サパーン寺にて麻薬問題の解決に取り組んできています。師は、クロントイ地区の中心センターとして熱心に働きかけ、麻薬撲滅ネットワークを組織し、麻薬依存患者に対するトレーニングを通して彼らの更生、人材育成の活動を実施しています。そして、トレーニング経験者がこのセンターで師の活動を手伝うことができるまでになってきました。

 さらに、師は福祉センターにて麻薬の更生活動とともに身元不明の遺体の親族を捜す基金を設けたり、それぞれの宗教代表者と協力して人道的立場から麻薬撲滅のために全力を尽くされています。また、ネットワーク組織に関してはクロントイ港湾局警察署、地域のNGO団体や麻薬撲滅委員会と連携し、毎年地域の麻薬撲滅事業を企画しています。

 当財団では、特に地域で地道な活動に取り組んでこられた師が受賞されたことを大変光栄に存じます。